検索需要があるキーワードを見つけた後は、ライバルをチェックします。
ライバルとは、そのキーワードに関する記事を書いているブログやサイトのことです。
検索需要があるキーワードでも、ライバルが多いとなかなか上位を取ることができません。
特にブログの力が弱い開設当初などは、ライバルチェックが重要になってきます。
本記事ではライバルチェックの方法について解説していきます。
ライバルチェックの方法
まずは選定したキーワードのGoogle検索結果を調べます。
キーワード選定の記事で見つけた「ヴェノム かわいい なぜ」というキーワードを例として見ていきましょう。
1位のブログは「ヴェノム 可愛く 何故」というキーワードを含むタイトルとなっていますね。
2~3位のブログは個人のブログ、4位はyahoo知恵袋となっています。
2~3位のブログに対してはキーワードがタイトルに含まれていないため、キーワードを抑えた記事を書けば勝算は高いです。
1位のブログも「なぜ」が漢字であったり、「かわいい」が「可愛く」と少しずれているので、ブログの強さによっては勝てる可能性があります。
以上のライバルチェックから「ヴェノム かわいい なぜ」というキーワードはライバルが少なく、記事を書くのに適していることがわかりました。
逆に、このライバルチェックを通じて見つけたライバルが多かった場合には、他のキーワードを探した方が良いです。
ライバルの強さの指標
ライバルチェックをする上で困るのが、ライバルのサイトに勝てるのかという判断基準です。
ブログを始めたての初心者という前提で、ライバルサイトは主に3つに分類することができます。
- 勝てないサイト
- 勝算が低いサイト
- 勝算が高いサイト
はじめはこの中の「勝算が高いサイト」しかライバルに居ないキーワードを狙って書いていくことになります。
次はそれぞれのサイトについて、例をあげて解説していきます。
勝てないサイト
大手ニュースサイト
例)Yahoo!ニュース、livedoorニュース
大手まとめ系サイト
例)Neverまとめ、yahoo知恵袋
検索上位常連ブログ
中には検索上位に毎回食い込むような強力なブログが存在します。
そのようなブログがライバルにいるキーワードは、勝算がないため避けるようにしましょう。
勝算が低いサイト
特化型ブログ
特化型ブログは特定ジャンルに対しての信頼度が高いため、ライバルに居た場合には要注意です。
相手のブログが成長することで、逆転される可能性もあります。
自分よりアクセスを集めているトレンドブログ
単純に自分のブログよりも力が強いので、真っ向勝負では勝てる見込みが薄いです。
しかし、長期的にアクセスが見込める記事であれば、記事の作り込みによってはじわじわと順位が上がって勝てる可能性はあります。
勝算が高いサイト
無料ブログ
例)アメーバブログ、FC2ブログ、WordPressでないサイト
自分よりアクセスが少ないトレンドブログ
相手のアクセス数を確認出来るわけではないので判断が難しいですが、開設時期が自分と同じ、もしくは遅いブログであれば勝算は高いです。
ある程度自分のサイトが育ってきたら、あえて記事を書くことで自分のサイトの力量を図ってみるのもよいでしょう。
キーワードの言い換え
ライバルがいないことがわかったら、早速記事を書き始めても良いのですが
「キーワードの言い換え」をすることでさらにアクセスを望める場合があります。
例えば「なぜ」というキーワードはユーザーの検索意図を考えると「理由」という言葉に言い換えることが可能です。
わかりやすくいうとキーワードの類語を探して、言い換えるイメージですね!
言い換えの例
- なぜ⇔理由
- つまらない⇔面白くない
- 過去⇔昔
- 誰⇔何者
- 方法⇔やり方
- 謎⇔秘密
実際に「ヴェノム かわいい」で検索した際のサジェストにも「理由」というキーワードが表示されています。
「ヴェノム かわいい 理由」の検索結果を見ると、1位が先ほど2位だったブログであり、2位と4位はTwitterのつぶやきです。
先ほど1位だったブログは3位にまで落ちています。
同じ意味のキーワードでもタイトルに含まれているかどうかで、検索順位が変わることが伝わったのではないでしょうか。
さらに「ヴェノム かわいい 理由」というキーワードを全て含むブログはないため、上位表示が狙える確率は非常に高いです。
キーワード言い換えの結果として「ヴェノム かわいい 理由」というキーワードを狙うのが良いことがわかりました。
このキーワードをベースとして、タイトルを決めていきましょう!
※もちろん「ヴェノム かわいい なぜ」というキーワードも、タイトルに盛り込めるのであれば入れた方がよいです。
まとめ
ライバルチェックをすることで、せっかく書いた記事のアクセスを他のブログに吸われてしまうという事態を未然に防ぐことが出来ます。
記事を書く前には必ず行うようにしてください!
「検索需要がありライバルがいないキーワード」を選定したら、次はいよいよ記事を書いていきます。
記事の内容も重要ですが、最もアクセスに直結するのがタイトルです。
検索結果からユーザーの興味を惹き、アクセスを増せるようなタイトルをつけていきましょう!