【2019年】初心者がブログで稼ぐためのおすすめ戦略【Google3月最新アップデート後】

2019年3月12日にGoogle検索アルゴリズムの大規模なアップデートがありました。

検索順位が下落し、PVガタ落ちの被害にあったブロガーも多数いたようです。

 

幸い、私のブログは大きな影響を受けておらず、むしろ一部記事の順位が上がっていました。

 

しかし、このアップデートの影響を考えるべきは、有名ブログを運営する人だけではありません。

むしろ初心者にとって重要な問題だと個人的には思っています。

 

 

この記事では、グーグルの最新アルゴリズムのアップデート後の環境で、初心者が取るべき戦略について私の考えをまとめていきます。

まずは前提知識として、アルゴリズムアップデートの解説を挟みますが、戦略の結論だけ知りたい方はこちらから飛んでください。

アルゴリズムアップデートによって下落した記事の傾向

注意書き

Googleから明言がない限りはアルゴリズムの傾向を断定することは出来ません。

また、ここで紹介する記事の中でも例外は存在しています。

あくまで憶測だという点を念頭においてお読みください。

 

2019年3月Googleアルゴリズムのアップデートを受け、特に影響が出ていると言われているのが以下の記事です。

①健康・金融・医療系のジャンル記事

②専門性/権威性/信頼性に欠ける記事

③被リンクがない記事

 

順に解説していきます。

①健康・金融・医療系のジャンル記事

(アフィリエイターの中ではYMYL領域と呼ばれるジャンル「Your Money or Your Life」の略語)

それぞれクレジットカード・投資、化粧品・脱毛、健康食品・サプリなどが該当します。

 

これらの記事に対する影響は、②で説明する専門性/権威性/信頼性も一因となっています。

②専門性/権威性/信頼性に欠ける記事

(それぞれの英語の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれます)

要するに「専門的な知識を持った人が書いた信頼できる記事を重視しますよ」という傾向にあります。

これはGoogleが公開している検索品質評価ガイドラインでも、たびたび言及されています。

 

引用:Googleの検索品質評価ガイドライン

 

ユーザー目線で薬の効用について知りたい時に、医者とアフィリエイターを比べた場合、明らかに前者の方が信用に足りますからね。

これによって、健康・金融・医療系のジャンルでPV数の下落などの影響がでていると考えられます。

③被リンクがない記事

被リンクとは、他のサイトからリンクを貼られること。

みなさんも、面白い記事があったらツイッターでシェアしたりしますよね。

今回のアプデの影響で、この被リンクが少ない記事がPV下落の被害にあっているとの報告がありました。

被リンクが多い=役に立ったユーザーが多い(信頼性がある)と判断しているようです。

順位が下がったコンテンツがあるなら上がったコンテンツもある

さて、冒頭でも書いた通り、検索アルゴリズムのアップデートによって、私のサイトは大きな被害を受けていません。

一部記事の順位は下がっていましたが

むしろ他の記事が上位から外された影響なのか、順位が上がった記事の方が多いです。

 

↓かなり大雑把ですが、図にするとこんな感じ↓

 

先ほど解説したアルゴリズムアップデートの影響を踏まえて、なぜ私のブログには影響がなかったのかを考えてみました。

①ユーザー目線で記事を書いた

Googleが検索結果に求めていることはユーザーの役に立つことです。

「ブログで稼ぐ」というとビジネスライクな印象を受けがちですが、ブログの本質は読者に役立つ情報を提供してあげること。

 

運営者の稼ぎたい魂胆が丸見えの記事では、読者がファンになることはありません。

 

 

ユーザー目線でのキーワードの選び方については

LINE@限定で公開している「1記事で1万PV以上達成のキーワード例」の中で詳しく解説しているので、登録してみてくださいね。

↓LINE@登録はコチラから↓

②回遊率をアップさせるような工夫をした

内部リンクを積極的に設置し、回遊率をアップさせる工夫をしています。

その結果として私ブログの離脱率は平均で70%~80%

調子がいい時には65%ほどを記録しています。

 

※離脱率とは※

記事を読んでサイトからユーザーが離れる確率

低いほど色々な記事が読まれていることになる

 

離脱率が低いブログは、ユーザーが興味を持って記事を読んでいるということ。

つまり、信頼度の高いコンテンツが多いとみなされやすいと私は考えています。

③被リンクを獲得していた

私のブログは扱っているジャンルの問題からか、サブカルチャー関連の被リンクが多いです。

NAVARまとめやTogetherといったネット住民がよく見るサイトから被リンクを獲得しています。

また2ちゃんねるに晒されて被リンクを獲得していることも多いです。笑

 

Twitterで40RTされた記事もあり、話題のネタをわかりやすくまとめた記事はシェア率が高かったりしますね。

一応補足ですが、炎上する記事を書け!という意味ではありませんよ。笑

④健康・金融・医療系のジャンルを書いていない

理由は興味がないし、調べるのが面倒だから、それだけ。

 

自分がイヤイヤ書いた記事って、クオリティが非常に低くなりがち。

クオリティが低ければ、ユーザーやGoogleからも評価されませんから、書かないほうがマシです。

最新のGoogleアルゴリズムの中で初心者が稼ぐための4つの戦略

では、このようなアップデートの影響が出ている中で初心者はどのような戦略をとるべきなのか。

4つに分けて紹介していきます。

初心者が稼ぐための4つの戦略

①特化ブログの属性を細分化する

②雑記ブログを徐々に特化ブログに寄せる

③SNS運用に力を入れる

④ライバルが少ないジャンルを選ぶ

①特化ブログの属性を細分化する

特化ブログをはじめる際には、まずジャンルを選定しますよね。

私がオススメするのは、ジャンルを選んだ上でさらに属性の細分化を行うことです。

マーケティング的に言えば。ブランディングという言い回しになりますね。

 

わかりにくいと思うので、まずは下の例を見てください。

属性を細分化したブログ例

①3D酔いしてしまう40代中年がゲームを楽しむブログ

②一人暮らし男子大学生のお手軽ズボラ料理ブログ

 

①であれば、「ゲーム」ジャンルを選んだ上で「40代中年」「3D酔い(最近のゲームは苦手)」といった属性の細分化を行っています。

“40代でも楽しめるソシャゲ紹介” ”90年代の香りがするsteamゲーム紹介”などの記事が考えられます。

 

②も同様に「料理」ジャンルを選んだ上で、「ひとり暮らし」「男子大学生」「お手軽料理」といった属性を細分化しています。

“1人暮らし男子がオススメする調理器具 ”10分で出来るズボラ飯”などの記事が考えられます。

上記はあくまで例ですが、このようにジャンルを選択した上で自分の属性を細分化することがおすすめです。

 

属性を細分化すべき理由

ゲーム・料理といったメジャーなジャンルは多数のライバルが存在し、企業が参入している場合もあります。

このような強力なライバルと同様の戦略をとっても、初心者が勝てる見込みはゼロに等しいです。

そのため、属性を細分化してターゲット層をしぼることで上位ブログとの差別化を図ります。

 

 

もちろん幅広い層を狙うよりも、収益のボリュームは落ちますが、読者が「共感」してくれる確率がアップします。

「共感」した読者はブログのファンになってくれるため、一度獲得したPVはなかなか落ちることはありません。

 

また「共感」した読者は一見ユーザーよりも、アフィリエイトの成約率が高くなります。

「この人が紹介する商品なら信用できるだろう」と考えてくれるわけです。

②雑記ブログを徐々に特化ブログに寄せる

既にブログを運営している人、すぐにある程度の収益を稼ぎたい初心者の方向けです。

雑記ブログ、いわゆるトレンドブログはアクセスの爆発が狙いやすいものの、ファンがつきにくいです。

 

しかし、トレンドネタはブログのドメインパワーをアップさせることや、SEOの基本を学ぶためには適していることも事実です。

 

 

そのため

トレンドネタを扱ってドメインパワーを上げる→特定のジャンルに寄せる

というフローを取るのがよいでしょう。

 

 

そして、特化するジャンルは個人ブログが上位表示可能な分野を選ぶことも忘れてはいけません。

健康・医療・金融系のジャンルは極力避けるべきです。

③SNS運用に力を入れる

個人ブログで戦って行くためには、TwitterやインスタグラムなどのSNS運用が重要になってきます。

SNSで記事がシェアされれば、被リンクを獲得できる上、検索結果以外のアクセス経路が増えますからね。

 

 

そして、集客目的でSNSを使う上で注意すべきが、機械的運用にならないことです。

 

記事の自動投稿を垂れ流すだけのアカウントなんて、誰も興味を持ちませんからね。

「この人がやってるブログなら見てみたい」と思ってもらうことが重要です。

④ライバルが少ないジャンルを選ぶ

Googleのアルゴリズムの変更によって、雑記ブログで大きく稼ぐことが難しくなったことは否定できません。

また、アフィリエイトにおいても、稼ぎにくいジャンルが増えていることも事実です。

2019年以前に「稼げる!」とされていたジャンルでも、激戦区と化していることも多々あります。

 

しかし裏を返せれば、ジャンルや方法さえ間違えなければ、5~10万くらいなら初心者でも十分狙えるということ。

基本的に、月10~20万程度のボリューム市場には、企業・大手ブログは参入してきません。

こうしたニッチな市場にアプローチする方法が、①で紹介した属性の細分化です。

個人ブログで大きく稼ぐには?

属性を細分化すると市場のボリュームが下がるというデメリットが存在します。

 

私は副業であれば10万程度稼げていればいいと思う人間なので、ライバルが少ない市場を狙ったブログが一つあればいいと思います。

しかし、個人ブログで大きく収益を伸ばして行きたい!という方がいることも事実でしょう。

 

 

そういった場合にユーザーが取るべき戦略は

1つのサイトで大きく稼ぐのではなく、小さく稼げるブログを複数作るというスタイルだと思います。

※あくまで初心者は少額でも稼げるサイトを作ることが最初の目的です

 

50万稼ぐビッグサイトを作り出すのではなく、10万円稼げるミニサイトを5個持つというイメージですね。

そのミニサイトにあたるのが、①で紹介したジャンルを細分化した特化ブログです。

 

要点まとめ
  • 自分の属性を明確にして、サイトをブランディングする
  • ブランディングに必要なのは、ジャンルの特化とSNS運用
  • ブログ運営の基礎を学んだら、複数の特化サイトを運営するのがおすすめ

個人ブログが目指すべき形

個人ブログの最大の魅力、それは「個人」が運営していることです。

実はアフィリエイトや雑記ブログって、どこの誰が運営しているかわからないブログがほとんど。

 

つまり、あなた自身の考え方・感じたことは明確に他人と差別化できる要素なんです。

 

 

例えばヘッドホンを紹介するにあたっても

「音質が良くて~、USB接続で~、ノイズキャンセリングがあって~」みたいな内容はAmazonの商品説明にすら書いてあります。

それに対して「眼鏡をかけている私が、長時間付けても耳が痛くならない」といった情報は、実際にそれを試した人にしかわからない情報です。

 

 

しかし、いくら自分だけのオリジナル要素を含んだ記事を作成しても、読まれなければ意味はありません

 

そこで重要になってくるのが、サイトを特定のジャンルに特化させて、検索上位を狙うこと。

そして、SNS運用によって被リンクやファンを獲得し、検索流入以外のアクセスを用意することです。

 

もちろん、キーワード選定やライバルチェックといったブログ運用の基本技術は欠かせませんが。

初心者向け!ブログ記事作成の一連の流れまとめ

 

Googleが目指す検索エンジンの形は「ユーザーの役に立つ情報」を提供することです。

その中で個人ブログが生き残るためには、自分と似た状況にあるユーザーをターゲットとして情報を発信していくことが重要だと思います。

 

要点まとめ
  • 企業・専門サイトの参入が続きSEOが激戦区になっている
  • 検索流入だけでなくSNS運用での流入を狙うべし
  • ニッチな市場を狙ってブログをブランディングするのがよい
  • 複数ブログの運営で収益を拡大していく